こんにちは。エクセルママです(^^♪
今回はグラフのちょっとした工夫についてお話します。
例えば、
んな感じのデータから客単価、組単価を算出します。
そこからピロンとグラフを作ります。
デフォルテで出てくるグラフだとこんな感じ
今回はグラフの色遣い等ではなく、
ちょっと気になるここをなくす方法をご説明します!
まず、その ここ は何が気になるかと言うと、
売上や客単価がゼロに下がったわけではなく、
まだ9月以降は終了していないのです。
終了していないのですが、グラフがガクンと下に落ちています。
でも、本当ならこうしたいところです。
私たちが見れば、あぁ今9月半ばだからまだだなと分かりますが、
Excelにとっちゃー、グラフに反映すべきゼロなのか、
反映しないほうが良いゼロなのか、そこまで空気は読んでくれません
ゼロはゼロとして、従順に反映。それがExcelです。
なので、客単価、組単価を計算しているセルに一工夫が必要です。
今現在のグラフもとのセルはこうなってます。
9月から先は『#DIV/0!』というエラーが反映されてます。
分母がゼロでは計算出来ませんよ~というエラーです。
(分子はゼロでも大丈夫)
グラフのゼロ値の反映をなくす方法として、『#N/A』というエラー値を返す。
方法があります。
返すとか言うと、分かりにくいかもしれませんね。。
要は、強制的にこのエラー値を表示させます。
客単価の計算式は、 売上/客数 です。
例えば、9月の客単価のセルには今のところこんな式が入っています。
9月のこの『#DIV/0!』のエラーを『#N/A』にしたいのです。
初心者さんでも比較的やりやすいのはIF関数で対応する方法かと思います。
どういう時に、『#N/A』を表示したいのか と考えると、
売上がゼロの時です。(客数ゼロの時でも良いですね)
この集計データから見て、売上ゼロの時は、
まだ売上集計が終わっていない月と考えられますので、
9月客単価のセルをこう変更します。
IF関数でもしも売上がゼロの場合、#N/Aというエラー値を表示するのですが、
NA()とすると、#N/Aのエラーが表示されます。
これを他の月の客単価セルにもコピーして、
組単価も同じように設定すればOKです。
これで9月のゼロがそのままグラフに反映してしまい
ガクんと線が下に落ちたりする事はなくなり、
8月の時点で線が消えるようになるかと思います!
もしもグラフでは無い方の表も報告していて、このエラーの表記が気になる!
という方は、条件付き書式設定で消す(白の文字にする)方法があります
ISERRORで消せばOKかと思いますが、そんなの難しくて分からない、、
という方は、このエラー値のセルの文字を白くしてしまいましょう!
それが一番手っ取り早いです(^-^;)
どうでしょうか、お分かりいただけましたでしょうか?
条件付き書式でエラー値を見えなくする方法も、
またいつかご説明したいと思います!(いつになるか分からないですけど。。(^▽^;)